2011年12月28日水曜日

アルゼンチン大統領が甲状腺癌手術へ

▼▼▼アルゼンチン政府は12月27日、クリスティーナ・フェルナンデス=デ・キルチネル(CFK)大統領が1月4日、甲状腺右葉の癌腫突起の手術を受ける、と発表した。

    12月22日実施の健康診断で見つかったもので、病位転移はなく、リンパ節にも異常はない、という。大統領は1月24日まで療養し、25日に公務に復帰する。

    ブエノスアイレス市内にある私立アウストゥラル大学付属病院で、腫瘍学専門家のペドロ・サコ外科医が執刀する。

    大統領が公務に復帰するまでは、アマード・ブドゥー副大統領が代行する。CFKは10月23日の大統領選挙で得票率54%で圧勝し、12月10日、連続2期目の任期に入ったばかりだった。

    癌を患ったラ米の現職大統領は、ベネズエラのウーゴ・チャベス、パラグアイのフェルナンド・ルーゴ、ブラジルのジルマ・ルセフに次いで4人目。ルーゴとルセフは既に克服したとされる。ブラジルのルイス・ルーラ前大統領は喉頭癌の治療中。

    チャベス大統領は<癌経験者首脳会議>を2012年に開こうと提案している。