エクアドールのラファエル・コレア大統領は8月28日、シリアに対する外部からのいかなる軍事攻撃にも反対する、と述べた。この声明を同国国連代表部は各国に配布した。
別件だがコレアは19日、木材伐採(パルプ製造)に根差す新聞紙(ニュースペイパー)を排しディジタル新聞だけにすることの是非を問う国民投票を実施するのはどうか、と語った。
同大統領は15日、07年から禁止していたヤスニ国立公園内の油田開発を解禁すると発表し、内外から激しい批判を招いてきた。国民投票案は、批判に対するコレアの反発と受け止められている。
この国立公園内の一部油田を開発して生じる二酸化炭素を排出させない代わりに、国際社会から36億ドルを集める計画だったが、ほんのわずかしか集まらなかったため、禁止を解除した。