2013年10月24日木曜日

ベネズエラで故チャベス大統領への「忠誠の日」制定へ


 ベネズエラのニコラース・マドゥーロ大統領は10月23日、今年3月死去したウーゴ・チャベス大統領への「忠誠の日」を制定すると明らかにした。

 去年12月8日、チャベスは死を覚悟して腰部癌の手術を受けるためハバナに行くことを決断した。この日を「チャベスへの忠誠の日」として近く政令で制定するという。

 今年のこの日は統一市長・市会議員選挙で、与野党間の激戦となることが予想される。4月の大統領選挙で辛くも勝ち就任したマドゥーロにとっては、一種の「信任投票」の意味をもつため、負けられない。

 「忠誠の日」制定には、選挙に向けて旧チャベス支持派を結集させる狙いがあるのは疑いない。