太平洋同盟(AP、チレ、ペルー、コロンビア、メヒコ)は2月10日、コロンビアのカルタヘーナで第8回首脳会議を開き、域内貿易の92%の関税を撤廃する追加議定書に署名した。残る8%については、中長期的に廃止する。
4大統領はまた、コスタ・リーカのAP加盟手続き過程を開始した、と宣言した。
一方、4カ国外相は、第3国でAP加盟国の国籍保有者に対する領事業務を相互に供与し合う合意書に調印した。30日後、発効する。
メヒコのエンリケ・ペニャ=ニエト大統領は、「メヒコにとってTLCAN(NAFTA)以来、最も革新的な経済合意だ。ラ米統合にも貢献する」と述べた。域内総人口は2億1000万人。