2014年3月18日火曜日

チリ政府が、開校近い「ナチ学校」を調査

 チレのロドリーゴ・ペナイリージョ内相は3月17日、南部ロス・ラゴス州チロエー島アンクー市で今月28日に開校する「アウグスト・ピノチェー大統領-ナチ芸術学校」の資金源、国際的繋がりなどを調査中、と明らかにした。

 同島には第二次世界大戦末期から戦後にかけてナチ幹部たちが密かに移住した。このこともあって、島にはナチ系団体がいまも活動している。

 今月11日に、極右・右翼・保守政権のセバスティアン・ピニェーラ大統領から中道・左翼政権のミチェル・バチェレー大統領に交代したことから、ナチ系団体の活動が取り締まりの対象として浮上するようになっている。