バラク・オバーマ米大統領は7月9日テキサス州を訪れ、中米諸国に向けて児童・未成年を米国に密入国させないよう訴えた。メヒコ経由の道中や越境時の危険性を強く訴え、密入国しても定住できないと警告した。
現在、5万2000人の未成年の密入国者が国境沿いの米不法入国者収容所にいる。
またジョー・バイデン副大統領は9日、グアテマラ、エル・サルバドール、オンドゥーラスの中米北部3国大統領とで電話会談し、密入国対策について話し合った。
オバーマ政権は米議会に、米墨国境密入国対策などのため37億ドルの予算を要請している。