2014年8月14日木曜日

故チャベス大統領の二女がベネズエラ国連大使に任命さる

 ベネスエラ外務省は8月13日、故ウーゴ・チャベス前大統領の二女マリーア=ガブリエーラ・チャベスを国連駐在共同大使に任命した。サムエル・モンカーダ大使を補佐し、国連を通じてチャベス思想を国際社会に広める役割を担う。

 マリーア=ガブリエーラは、2002年4月のチャベス打倒クーデターの最中、携帯電話で当時のフィデル・カストロ玖議長と連絡を取りクーデターを失敗に終わらせるのに貢献するなど、政治的行動に長けている。

 チャベスの長女ロサ=ビルヒニアはホルヘ・アレアサ副大統領の妻で、視力回復政策「ミシオン・ミラーグロ」の代表を務めている。

 長男ウーゴは<ノンポリ>で、チャベス存命中からほとんどメディアに登場していない。他に三女ロサ=イネース(ロシーネス)がいる。