2014年10月31日金曜日

エクアドールとペルーが国境共同開発で合意

 エクアドール(赤道国)のラファエル・コレア、ペルーのオヤンタ・ウマーラの両大統領は10月30日、両国国境地帯のエクアドール側アレニージャスで会談し、国境地帯の統合、開発を共同で推進することを決めた。

 国境河川を堰き止めてダムを建設する計画も決まった。

 両首脳は国境地帯を自転車で25kmも走破し、関係を深めた。

 両国は1995年に国境地帯で領土問題をめぐって戦火を交えた。その後、国境線は確定した。この戦争当時のペルー大統領はアルベルト・フジモリだった。

 この戦争の前後に一帯には、大量の地雷が敷設された。既に4000個が除去されたが、依然8000~1万個が埋まっている。この除去作業も継続される。