ニューヨークタイムズ紙は10月11日以来5週間に亘り週末の論説で、クーバとの関係を正常化させるよう米政府に訴えた。
歴代米政権が半世紀余り維持してきた対玖経済封鎖は失敗しとして、オバーマ政権に解除を求めている。また、根拠の乏しい「テロリズモ支援国家」指定からクーバを解除せよと訴えている。
さらに、クーバでスパイ罪で服役している米人アラン・グロスと、米国で長期刑に服しているクーバ人諜報員3人の「交換釈放」を提案している。
同紙は、来年4月パナマで開催される米州首脳会議にラウール・カストロ国家評議会議長の出席が予想されるのを踏まえて、その前にバラク・オバーマ大統領は対玖姿勢を変化させることが可能だ、と指摘している。