カリブ石油連帯機構(ペトロカリーベ)の第14回石油相会議が11月20日カラカスで開かれ、ベネスエラのラファエル・ラミーレス外相(前石油相)は、同国政府は従来通り機構との公約を守る、と言明した。
国際原油価格低下、マドゥーロ政権のガソリン値上げ方針などから、機構の運営に変調を来すのではないかとの懸念が加盟国に広がりつつあった。ラミーレスは、これを払拭した。
機構にはベネズエラと、中米・カリブ地域の18カ国が加盟している。最新の加盟国は、サンチェス左翼政権が今年発足したエル・サルバドールである。
機構は、加盟国ともに432事業を実施し、14合弁製油所を建設してきた。