2015年1月9日金曜日

今月21、22両日ハバナで米・キューバ交渉

 米国務省は1月8日、移民問題をめぐる米玖定期交渉を今月21、22両日ハバナで行なう、と発表した。米側は、国務省米州担当次官補ロべルタ・ジェイコブソンが首席代表務める。

 この定期交渉は半年ごとに相互の首都で行なわれるもので、前回は去年7月ワシントンで開かれた。だが今回は米玖国交正常化合意後の最初の会合であり、移民問題だけでなく正常化実施の具体的話し合いも行なわれる。このため、米側として「革命後最高位の政府高官」を首席とした。

 この交渉をもって、相互の首都にある利益代表部は大使館に格上げされる。

 一方、クーバの反体制派人権団体は8日、正常化合意時にクーバが釈放を約束した受刑囚53人のうち5人が7日釈放された、と明らかにした。

★☆★週刊金曜日1月9日(本日)号に、伊高浩昭執筆の見開き2ページの分析記事「米玖国交正常化合意  冷戦終焉で米州は<本音の時代>に突入」が掲載されています。ご覧ください。