エクアドールのラファエル・コレア大統領は1月7日、北京で習近平主席と会談した。大統領は会談後、中国から総額75億ドルの融資を受けることになったと明らかにした。
社会政策、社会基盤整備、灌漑などに投下される。また中国は、エクアドールが太平洋岸に予定している製油所の建設にも協力することになった。国営ベネスエラ石油会社(PDVSA)の協力が既に決まっていた。
一方、8日北京で、第1回中国・CELAC閣僚会議が9日までの日程で始まった。習主席は開会演説で、中国とラ米・カリブ地域の貿易は向こう10年間に5000億ドル、投資は2500億ドルに達する、との見通しを示した。
この会議の設立は昨年7月、習主席がブラジルを訪問した際、決まった。今会議にはベネスエラ、エクアドール、コスタ・リカの3国大統領、バハマ首相、CELAC諸国外相らが出席している。