パナマ市で10月20日、国際スペイン語会議(CILE)の第6回会議が23日までの日程で開かれた。作家、言語学者ら200人が参加している。
ペルーのノーベル賞作家マリオ・バルガス=ジョサ(MVLL)は21日講演し、「電子画面は理解を標準化し、文学を浅薄なものにする」と指摘し、従来の紙製の書籍が消滅するのを防止するため全力で闘う、と述べた。
チリのアントニオ・スカールメタ、ニカラグアのセルヒオ・ラミーレスらも参加している。スカールメタは『ネルーダの郵便配達夫』などで知られる。
今会議はバルボアの「南の海(太平洋)」到達500周年を記念してパナマで開かれた。会議の標語も「本における西語-大西洋から南の海へ」。
この会議は1997年墨サカテカスで第1回が開かれた。以後2001年西バジャドリー、04年亜ロサリオ、07年COLカルタヘーナ、10年智バルパライソで開かれてきた。