クーバ革命の指導者フィデル・カストロ前議長は12月19日、グランマ紙上のコラムで、ラウール・カストロ議長が南アでバラク・オバーマ米大統領と握手したことについて、見解を述べた。
握手に応じたラウールは、「大統領、私はカストロです」とオバーマに告げた。ラウールを「堅固さと尊厳を示した」と讃えた。
故ネルソン・マンデーラについては、「高潔、深く革命的、急進的社会主義者だった」と語った。
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グランマ紙は同じ紙面で、閣僚評議会が、自動車輸入解禁を決めたと伝えた。近く決定の細部が明らかにされる。
対象は、外国人居住者、クーバ法人、合弁企業。乗用車、トラックなど各種の新車ないし中古車の輸入が可能になる。
これまで自動車輸入は国家が担当し、個人や法人が直接関わることは半世紀に亘って禁止されていた。