ブラジル大統領選挙(10月5日)の主要候補支持率は9月23日発表の世論調査で、ヂウマ・ルセフ大統領40%、マリーナ・シルヴァ元環境相36%、アエシオ・ネヴェス上院議員17%だった。
後日実施の決選投票には上位2候補が進出する。ルセフ46%、シルヴァ39%で、大統領の連続再選の公算が大きくなった。
これまでの調査ではもっぱら決選でシルヴァが勝利する、という結果だった。ルセフは、シルヴァの大企業優先政策など新自由主義路線を厳しく攻撃し、これが奏功してきた。
別の調査でも、決選でルセフ42%、シルヴァ41%と出た。だがまだ第一回投票まで12日、決選までは一か月余りあり、予断を許さない。