ベネスエラ外務省は12月21日、欧州議会が18日採択した同国内政に関する決議を「内政干渉、主権侵害」としてはねつけた。同時に、欧州連合外交上級代表による同様の発言にも反駁した。
欧州議会は、ベネスエラで今年2月始まったグアリンバ(街頭暴力)を教唆した罪で同国法廷で裁かれている右翼指導者の一人レオポルド・ロペス被告らの釈放を要求し、反政府勢力との対話を求めている。
ベネスエラ政府は、オバーマ米政権および米議会と欧州連合、欧州議会が連携して圧力をかけていると見ている。
欧州議会決議は賛成476、反対109、棄権49で可決された。