2015年2月18日水曜日

米国とキューバの次回交渉は27日ワシントンで

 米国務省は2月17日、次回米玖国交正常化交渉は27日ワシントンで行なう、と発表した。

 アミー・クロバチャー民主党議員ら米上院議員3人は14日から17日までクーバを訪れ、ブルーノ・ロドリゲス外相らと会談し、ハバナ西方45kmのマリエル開発特区を訪問した。

 これと入れ替わりに17日、民主党のナンシー・ペロシ議員ら米下院議員団9人がハバナ入りした。19日まで滞在し、各界代表と会談する。

 米議員たちは、外交は我々政治家が望むようには早く進まないものだと断りながらも、向こう3~6ヶ月内に進展があるのではないか、との見通しを示した。

 一方、玖米関係の専門家でもあるハバナ大学のカルロス・アルスガライ教授は、グアンタナモ基地返還、不法移民受け入れ政策、内政干渉などの対立案件を棚上げしない限り、国交正常化交渉は進まないのではないか、との見解を明らかにしている。