ハバナで和平交渉中のコロンビア革命軍(FARC)は2月7日、和平後は政治組織になる、と表明した。また交渉相手のコロンビア政府に対し、国軍、警察、諜報機関の改革を要求した。
さらに、極右殺害部隊(パラミリタレス)を解明する委員会の設置を提案し、同委を通じてFARCと政府は同部隊解体のため共同作業が可能になる、と述べた。
パラミリタレスは、主として大地主や麻薬マフィアが1980年代に結成。その後、国軍の補完部隊として育成された。内戦でゲリラと戦う一方、市民虐殺、農地奪取、麻薬取引で危険な存在となってきた。