メヒコ外務省は4月5日声明を発表、政府は人権問題で改善努力を続けてきたと述べた。
これは3月、国連拷問問題特別調査官フアン・メンデス(亜国人)が昨年メヒコで刑務所などを調査した結果を報告し、「メヒコでは拷問が広範に行なわれている」と指摘したのを受けた声明。
この報告がなされてからメヒコでは異論や反論が渦巻き、メンデス非難の空気も高まっていた。
外務省は、声明で「今後も調査に協力する」と述べ、メンデスとの対立に決着をつけた。
一方メンデスは、反論を証明する証拠が提示されない限り、調査結果を変更することはありえない、と表明している。