2015年6月16日火曜日

キューバと欧州連合の第4回正常化交渉始まる

 クーバと欧州連合(EU)は6月15日ブリュッセルで、16日まで2日間に亘る第4回関係正常化交渉を開始した。主要議題は、1996年12月、当時のスペイン右翼政権が提唱して決めた、EUとしての対玖「共同姿勢」をEUが破棄するかどうか、および、クーバの反体制派の扱い。

 クーバに対し厳しい姿勢をとる「共同姿勢」があるにも拘わらず、通商や欧州諸国要人の訪玖は近年、活発化している。

 一方、モスクワで15日、ニコライ・レオノフ著『ラウール・カストロ伝』が出版披露された。

 レオノフは、ラウールがクーバの人民社会党(PSP、旧共産党)青年部員だったころからラウールに接近した、ラウールの親友。