2016年8月22日月曜日

伊高浩昭記事:LATINAは「米軍パナマ侵攻事件真実究明」

◎最近の伊高浩昭執筆記事など

★月刊「LATINA」誌9月号(8月)20日刊 連載企画「ラ米乱反射」第125回

「パナマ政府が米軍侵攻の実態究明に委員会設置  苦節27年、犠牲者遺族の執念ついに実る」

 1989年12月、ブッシュ米政権がパナマに大規模な軍事侵攻を仕掛け、非公式集計で4000~8000人のパナマ人が殺害されたとされる一大虐殺事件の遺族代表へのインタビューを柱とするルポルタージュ。米軍侵攻場面など写真9点も掲載。

☆同誌書評;アリエル・ドルフマン著『南に向かい、北を求めて』(飯島みどり訳、岩波書店、4700円)

★「週刊金曜日」誌8月19日付 「きんようぶんか」欄 書評

 「南北両米と英西両語の狭間で<二言語人>として葛藤した半生」:アリエル・ドルフマン著『南に向かい、北を求めて』(同上)

★「週刊読書人」紙8月19日付 書評

「著者の人生分けたチリ軍事クーデター  英西両語の内なる苦闘を秘めた半生の記」(同上)

★TBSラジオ「荻上チキ・セッション22」8月18日2245~2345出演

「ブラジル日系社会で70年前に起きた<勝ち組・負け組>事件の真相」

 暗殺に参加した唯一の生存者らへの電話インタビューも含むトーク番組。(私にとっても極めて興味深かった。)

★月刊「LATINA」誌8月号(7月20日刊) 連載企画「ラ米乱反射」第124回

「軍部の支持固め危機乗り切り図るベネズエラ政権  野党勢力は大統領罷免国民投票を目指す」(現地ルポルタージュ)