チレ太平洋岸のビーニャ・デル・マル(海浜の葡萄畑)市で3月15日、米国脱退によるTPP頓挫後の環太平洋経済統合の道を探る閣僚級会合が開かれた。題して、「アジア太平洋統合計画高級対話=課題と機会=」。
ラ米から、太平洋同盟(AP)加盟のチレ、ペルー、コロンビア、メヒコ、北米からカナダ、アジア太平洋から日シンガポール韓ブルネイ中マレーシア越豪乳の計14カ国が参加した。うち11カ国はTPP調印国。
これに先立ち14日、AP4カ国はビーニャで外相・経済相会議を開いた。議長のエラルド・ムニョス智外相は、APの経済ブロック化強化を図り、APに協賛国制度を設けることを決めた、と明らかにした。また4月7日ブエノスアイレスで、APと南部共同市場(メルコスール)の合同閣僚会議を開く、と発表した。
一方、新自由主義経済路線に基づく広域経済圏設立に反対する市民団体は14日、ビーニャで15日の会合に反対する抗議行動を展開、11人が機動隊に逮捕された。「チレにTPPは要らない」などと書かれたプラカードを掲げて抗議していた。
▼ラ米短信 ◎ラ米一「生活しやすい都市」はモンテビデーオ
米メルセルが3月14日発表した2017年版「生活しやすい世界231都市順位」で、ラ米ではウルグアイ首都モンテビデーオが1位(世界79位)になった。2位はブエノスアイレス(93位)、3位は智サンティアゴ(95位)。ラ米最下位のアイチ首都ポルトープランスは世界で228位だった。
世界最高位はウィーン。2位以下はチューリッヒ、乳オークランド、ミュンヘン、バンクーバー、デュッセルドルフ、フランクフルト、コペンハーゲン、バーゼル。。。欧州的美観都市ばかりだ。
2017年3月15日水曜日
2016年7月2日土曜日
ラ米の太平洋同盟と南部共同市場が統合努力開始へ
ラ米太平洋岸4カ国(墨コロンビア秘智)による太平洋同盟(AP=アリアンサ・デル・パシフィコ、2011年結成)の第11回首脳会議が7月1日、チレ南部のプエルト・バラスで開かれ、APと南部共同市場(メルコスール)の統合について検討を開始することを決めた。
首脳らは、「英国の欧州連合(EU)離脱決定に鑑み、分裂主義を回避するためにも」として、統合を目指す立場を表明した。APはラ米新自由主義路線の代表で、域内製品92%の域内貿易関税を撤廃するなど、進展が著しい。
前日の6月30日に同地で開かれたAP諸国企業家会合には、メルコスール加盟国アルヘンティーナのマウリシオ・マクリ大統領が出席、統合の必要性を強調した。またAPの次期加盟国候補コスタ・リカのルイス・ソリース大統領も同会合に出席した。
AP首脳会議は、ハバナで6月23日内戦停戦合意書署名に至ったコロンビアを祝福した。会議には、ペルー次期大統領PPカチンスキも出席、外交デビューした。
一方、メルコスール(亜伯ウルグアイ・パラグアイ・ヘネスエラ)への加盟手続き中のボリビアは6月末、パラグアイ国会がその加盟を批准したため、残るブラジル国会の批准を待つばかりとなった。
だがエボ・モラレス大統領が、ミシェル・テメル伯大統領代行の政権を厳しく批判してきたため、批准には時間がかかるとの見方が出ている。
メルコス-ルの輪番制議長国は7月1日、パラグアイからベネスエラに移った。マドゥーロVEN政権を嫌うカルテス・パラグアイ政権は議長国を渡すのに反対したが、亜国とウルグアイが渡すのを推進した。
モンテビデオのメルコスール本部では加盟国社会問題会合が30日から開かれているが、社会運動家たちは1日、メルコスールに対し、テメル伯代行政権を認めないよう要請した。
▼ラ米短信 コロンビア内戦停戦・和平達成を推進する国連監視団の団長に7月1日、亜国陸軍のハビエル・ペレス少将が決まった。軍歴35年、1993年には国連イラク・クウェート監視団(UNIKOM)に参加している。
コロンビア監視団は国連が、ラ米・カリブ諸国共同体(CELAC)に委託。CELAC加盟35カ国のうちのスペイン語国19カ国の中から、当事国コロンビア、コロンビア和平関係国(クーバ、ベネスエラ、チレ)、隣接国(ベネスエラ、<ブラジル=葡語国>、ペルー、エクアドール、パナマ)を除く諸国から選ばれた。
亜国、ウルグアイ、パラグアイ、ボリビア、エル・サルバドール(ES)、グアテマラ、メヒコの7カ国が参加する。ESとグアテマラは内戦と和平を経験している。監視団は、7カ国の丸腰軍人350人と、文民150人で構成される。
コロンビア政府と停戦合意したコロンビア革命軍(FARC)ゲリラは、国内23地域と8野営地に集結、武装解除される。
首脳らは、「英国の欧州連合(EU)離脱決定に鑑み、分裂主義を回避するためにも」として、統合を目指す立場を表明した。APはラ米新自由主義路線の代表で、域内製品92%の域内貿易関税を撤廃するなど、進展が著しい。
前日の6月30日に同地で開かれたAP諸国企業家会合には、メルコスール加盟国アルヘンティーナのマウリシオ・マクリ大統領が出席、統合の必要性を強調した。またAPの次期加盟国候補コスタ・リカのルイス・ソリース大統領も同会合に出席した。
AP首脳会議は、ハバナで6月23日内戦停戦合意書署名に至ったコロンビアを祝福した。会議には、ペルー次期大統領PPカチンスキも出席、外交デビューした。
一方、メルコスール(亜伯ウルグアイ・パラグアイ・ヘネスエラ)への加盟手続き中のボリビアは6月末、パラグアイ国会がその加盟を批准したため、残るブラジル国会の批准を待つばかりとなった。
だがエボ・モラレス大統領が、ミシェル・テメル伯大統領代行の政権を厳しく批判してきたため、批准には時間がかかるとの見方が出ている。
メルコス-ルの輪番制議長国は7月1日、パラグアイからベネスエラに移った。マドゥーロVEN政権を嫌うカルテス・パラグアイ政権は議長国を渡すのに反対したが、亜国とウルグアイが渡すのを推進した。
モンテビデオのメルコスール本部では加盟国社会問題会合が30日から開かれているが、社会運動家たちは1日、メルコスールに対し、テメル伯代行政権を認めないよう要請した。
▼ラ米短信 コロンビア内戦停戦・和平達成を推進する国連監視団の団長に7月1日、亜国陸軍のハビエル・ペレス少将が決まった。軍歴35年、1993年には国連イラク・クウェート監視団(UNIKOM)に参加している。
コロンビア監視団は国連が、ラ米・カリブ諸国共同体(CELAC)に委託。CELAC加盟35カ国のうちのスペイン語国19カ国の中から、当事国コロンビア、コロンビア和平関係国(クーバ、ベネスエラ、チレ)、隣接国(ベネスエラ、<ブラジル=葡語国>、ペルー、エクアドール、パナマ)を除く諸国から選ばれた。
亜国、ウルグアイ、パラグアイ、ボリビア、エル・サルバドール(ES)、グアテマラ、メヒコの7カ国が参加する。ESとグアテマラは内戦と和平を経験している。監視団は、7カ国の丸腰軍人350人と、文民150人で構成される。
コロンビア政府と停戦合意したコロンビア革命軍(FARC)ゲリラは、国内23地域と8野営地に集結、武装解除される。
2014年2月11日火曜日
太平洋同盟(AP)が92%の関税撤廃に踏み切る
太平洋同盟(AP、チレ、ペルー、コロンビア、メヒコ)は2月10日、コロンビアのカルタヘーナで第8回首脳会議を開き、域内貿易の92%の関税を撤廃する追加議定書に署名した。残る8%については、中長期的に廃止する。
4大統領はまた、コスタ・リーカのAP加盟手続き過程を開始した、と宣言した。
一方、4カ国外相は、第3国でAP加盟国の国籍保有者に対する領事業務を相互に供与し合う合意書に調印した。30日後、発効する。
メヒコのエンリケ・ペニャ=ニエト大統領は、「メヒコにとってTLCAN(NAFTA)以来、最も革新的な経済合意だ。ラ米統合にも貢献する」と述べた。域内総人口は2億1000万人。
4大統領はまた、コスタ・リーカのAP加盟手続き過程を開始した、と宣言した。
一方、4カ国外相は、第3国でAP加盟国の国籍保有者に対する領事業務を相互に供与し合う合意書に調印した。30日後、発効する。
メヒコのエンリケ・ペニャ=ニエト大統領は、「メヒコにとってTLCAN(NAFTA)以来、最も革新的な経済合意だ。ラ米統合にも貢献する」と述べた。域内総人口は2億1000万人。
2013年5月24日金曜日
太平洋同盟(AP)が域内関税90%撤廃へ
太平洋同盟(AP、智秘COL墨4ヵ国加盟)は5月23日、コロンビア(COL)カリ市で第7回首脳会議を開き、6月30日から域内関税障壁を90%撤廃することを決めた。
会議はまた、加盟国間の査証廃止を決めた。オブザーバー国コスタ・リーカ(CR)の正式加盟も認めた。CRは22日COLと自由貿易条約(TLC)を結んだが、これをCR国会が批准した時点でCRのAP加盟が実現する。
会議は新規オブザーバー国として、エクアドール、パラグアイ、エル・サルバドール、オンドゥーラス、ラ・ドミニカーナ、ポルトガル、フランスを認めた。従来のオブザーバー国はCRのほか、ウルグアイ、パナマ、グアテマラ、カナダ、スペイン、豪州、乳国(ニュージーランド)、日本。
首脳会議にはCRとGUAの大統領、カナダとスペインの首相も出席した。GUAのオットー・ペレス=モリーナ大統領は、GUAもCRのように正式加盟国になりたい、と述べた。
ペルーのオヤンタ・ウマーラ大統領は、「APは今や世界の最貧地域でなく、最も不平等な地域だ。APと加盟国政府の役割は富の拡大と福利の普遍化だ」と述べた。
APは加盟国およびラ米オブザーバー国を合わせて13カ国となった。太平洋沿岸国でオブザーバーになっていないのはニカラグアだけ。ラ米でオブザーバー国になっていないのは、ニカラグアおよび、ブラジル、アルヘンティーナ、ボリビア、ベネズエラ、クーバ、ハイチの計7カ国だけだ。
ブッシュ前米政権が05年実現に失敗した「米州自由貿易地域(ALCA=アルカ)」は、ラ米新自由主義の中心機構APによって実現しつつある、との見方がある。
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