ハバナで10月20日、エボラ出血熱対策をめぐり、米州ボリバリアーナ同盟(ALBA、加盟9カ国)の緊急首脳会議が開かれる。国連の呼び掛けに応じたベネスエラのニコラース・マドゥーロ大統領の提唱で開かれることになった。マドゥーロは19日ハバナ入りした。
クーバは既に西アフリカにエボラ患者に対処するため医師団を派遣している。フィデル・カストロ前国家評議会議長は18日、米国に対しエボラ対策で連携するよう呼び掛けた。
ALBAは会議で米州保健機関(OPS)と協議し、結果をラ米・カリブ諸国保健省、ラ米・カリブ諸国共同体(CELAC)に報告し、対応策を要請する。
ハバナにはサンビセンテ・グラナディーンのラルフ・ゴンサルベス首相、セントルシーアのマニー・アンソニー首相も到着した。会議にはALBA賛同国からも代表団が出席するもよう。