ユネスコは10月6日、ハイチ北岸の大西洋で5月発見された沈没船の残骸は、コロンブスの旗艦サンタマリーア号のものではない、と発表した。
発見者は、米国人バリー・クリフォード。発見者が表明してきた過剰な期待から、「ほぼ間違いない」とする見方が広がっていた。
帆船サンタマリーア号は、コロンブスの第一回航海のさなかの1492年12月24~25日、ハイチ沖で座礁し沈没した。
ユネスコは9月9~14日、海底での調査を実施、残骸は17世紀末から18世紀初めにかけて建造された帆船と断定した。