2015年11月3日火曜日

世界で2006~14年にジャーナリスト700人が殺される

 ユネスコは11月2日、2006~14年に世界中で殺害されたジャーナりスト、フォトジャーナリスト(写真・執筆両道家)、フォトグラファー(報道写真家)、カメラマン(TVニュース映像撮影者)、メディア報道部門労働者は計700人を超える、と明らかにした。

 「ジャーナリストに対する犯罪無処罰を終わらせるための国際日」に因み、公表された。

 これらのジャーナリスト殺害事件のうち解決されたのは7%にすぎず、ほとんどは迷宮入りしている。

 2014年には118人が殺された。13~14年の地域別発生件数は、アラブ諸国64、ラ米51、アジア太平洋30、中東欧10など。

 一方、米州人権委員会(CIDH)の統計では、2010年から現在までラ米でジャーナリスト150人が殺された。内訳は、メヒコ55人、オンドゥーラス28人、ブラジル25人、コロンビア11人、グアテマラ9人、ペルー6人、パラグアイ4人など。