★☆★☆★ベネズエラのニコラース・マドゥーロ副大統領は12月11日、全ラジオ・テレビ放送網の番組を中断しての全国放送を通じて、「ウーゴ・チャベス大統領は同日(ハバナで)、6時間の手術を成功裏に終え、病室で静養している」と発表した。政府は静養期間中、経過を毎日発表する、という。
★マドゥーロはまた、「チャベス大統領への悪意と憎悪を捨てるよう、祖国の敵に訴える」と述べた。米国や、欧州の右翼政権を念頭に置いている。
★10日ハバナでチャベスを見舞ったエクアドールのラファエル・コレア大統領は11日、コロンビアのフアン=マヌエル・サントス大統領と会談し、「チャベスの手術は微妙だが、成功を信じている」と伝えた。
★一方、マイアミ在住のベネズエラ人の腫瘍専門医ホセ=ラファエル・マルキーナはメディアに対し、今回の手術について11日「病状の緩和のためであって治療のためではない」と指摘し、「チャベスの寿命は数カ月だろう。4月ごろまでもつか」と述べた。