◎最近の伊高浩昭執筆記事
★月刊誌LATINA
▼2016年12月号 「ラ米乱反射」連載第128回 「キューバ人は参加型社会主義に懸ける 映画人ロランド・アルミランテ語る」
阪本順治監督、オダギリジョー主演の日玖合作映画「エルネスト」で監督補を務めたキューバ映画人に東京とハバナでインタビューした。この映画は来年のチェ・ゲバラ歿後50周年直前に封切られる。
書評:『子どもと共に生きる ペルーの「解放の神学」者が歩んだ道』 アレハンドロ・クシアノビッチ著、五十川大輔編訳、現代企画室 2800円
▼11月号 「ラ米乱反射」連載第127回 「メキシコ人学生43人失踪事件から丸2年 <国家テロ>ゆえ解明しない政府」
2014年9月23日発生した「アヨツィナパ事件」の経緯と真相を描く
書評:『インディオの気まぐれな魂』 エドゥアルド・ヴィヴェイロス=デ・カストロ著、近藤宏・里見龍樹共訳、水声社、2500円
▼10月号 「ラ米乱反射」連載第126回 「ブラジルに正統性なき政権出現 五輪宴の後、<クーデター>が完成」
腐敗にまみれた政治屋テメルは早速日本を訪れた。
書評:『サバイバー 池袋の路上から生還した人身取引被害者』 マルセーラ・ロアイサ著、常盤未央子・岩崎由美子共訳、ころから 1800円
★週刊読書人 11月18日号 書評『子どもと共に生きる』(上記)
★週刊金曜日 11月11日号 書評『子どもと共に生きる』(上記)
★NGOレコム機関冊子そんりさ10月29日号(VOL158) 「ラ米百景」連載第60回 「現代に繋がる過去の悲惨な事件」
70年前にブラジル日系社会で起きた「臣道連盟事件」(勝ち組・負け組事件)に触れる
★映画「ホライズン」(オリソンテス=水平線)冊子 「常に<革命の祖国>と共に」(アリシア・アロンソとのインタビューを踏まえた解説的記事)
この映画は、クーババレエ界の永遠のプリマドンナ、アリシア・アロンソの半生を描いた2015年クーバ・スイス合作(アイリーン・ホーファー監督、71分)。11月12日から東京都写真美術館ホール(03-3280-0099)、角川シネマ新宿(03-5361-7878)などで公開