2015年12月25日金曜日

キューバ訪問の外国人旅行者数が新記録

 クーバ統計庁は12月24日、今年1~11月来訪した外国人は314万人で新記録となった、と発表した。カナダや欧州からの旅行社が多いが、日本からの旅行者も増える傾向にあるという。

 政府の対外友好機関である人民友好庁(ICAP)は24日、創設55周年を迎えた。この日、パキスタン政府は、2005年の大震災時にクーバ医師団が長期間、現地で治療・診療に当たってくれたのに対するお礼として、米1万5000トンをクーバに贈る、と発表した。

 国営電気通信会社ETECSA(エテクサ)は24日、国内に現在ワイファイサービス地域が58カ所あるが、年内に65カ所に増え、来年には新たに80カ所を新設する、と明らかにした。

 全国700カ所にインターネットサービス所があり、一日15万人が利用している。2013年にインターネットサービスを開始して以来、計720万回アクセスがあった。携帯電話は328万あり、うち120万にはインターネットサービスが付いている、という。

 米国際開発局(USAID)はクーバでツイッターによる洗脳作戦「スンスネロ」を展開して失敗したが、23日、クーバ諜報機関についての事前調査が足りなかったなどと、失敗の原因を認めた。

 共産党機関紙グランマによると、米大リーグはバラク・オバーマ大統領に対し、クーバ人野球選手との契約をしやすくしてほしいと要請している。この種の契約は財務省が管轄しているため、行政権限で解決できると見るからだ。