▼▼▼ベネズエラのニコラース・マドゥーロ副大統領は2013年元日、ハバナでのテレスールとのインタビューで、「ウーゴ・チャベス大統領は完全に意識があり、術後の状態が難しいことを認識している」と述べた。
▼マドゥーロはまた、「大統領は、状態がいかに厳しかろうと、真実をベネズエラ人民に伝えるよう、我々にはっきりと命じた」、「回復は微妙だが、大統領は力を振り絞っている」とも語った。
▼副大統領は政務に当たるため、1月2日帰国する。
▼一方、ベネズエラ外務省は元日、チャベス大統領はカストロ兄弟に対し、キューバ革命勝利54周年(元日が記念日)を祝福した、と発表した。チャベスは、「生命維持の闘いを通じて両国は一層一体化した。キューバ革命にはベネズエラ革命がついている」と伝えたという。
▼カラカスでは元日、ホルヘ・ウローサ枢機卿が新年に当たり、チャベスの健康を神に祈願するよう呼び掛けるとともに、「国内の全ての政治指導者が憲法を遵守するのを信じよう。10日には不安は消えるだろう」と述べた。
▼1月10日はチャベスの新任期就任式の日。憲法は、この日、宣誓できなければ、国会議長が大統領を代行し、30日以内に新たな大統領選挙を実施する、と謳っている。