ボリビアのエボ・モラレス大統領は4月25日、コチャバンバ市でのコカ葉栽培労連の会合で演説し、後継の大統領候補を選出するよう政権党・社会主義運動(MAS)に要請する、と述べた。
モラレスは3期目にあるが、3月の統一地方選挙でMASの党勢後退が際立ち、MASは党勢立て直しを図ろうとしている。
次期大統領選挙は2019年10月の予定。モラレスが指導者として突出しているため、後継者選びは難航すると見られている。
野党からは、結局はモラレスが何らかの手段を講じて4選を目指すことになるのではないか、との見方が出ている。