2012年8月23日木曜日

ボリビア高地音楽への誘い

☆☆☆ボリビア南部のポトシー州の北部(ノルテ・デ・ポトシ-)には、ジャジャグアという鉱山の町がある。私は以前この町のシグロ・ベインテ(20世紀)鉱山で、錫や銀の生産現場を取材したことがある。鉱山労働者はボリビアの現代史を動かしてきたが、その中心的な町である。

☆このジャジャグアで1985年、「ノルテ・ポトシ」という、ケチュア人の音楽を演奏するグループが結成された。このグループが初来日し、東京都新宿区、福島市、足利市、富良野市で公演する。

☆メンバーは、リーダーのルベーン・ポルコ、妻でソプラノのコルネリア・ベラメンディ、夫妻の息子インティハイロ・ポルコ=ベラメンディ、およびフアンルイス・ウガルテの4人。ギター、チャランゴ、サンポーニャ、ケーナ、打楽器を操りながら、<アンデス音楽>を高らかに歌う。

☆東京公演は9月14、15両日。いずれも新宿区大久保の労音大久保会館。14日(金)は1900開演、15日(土)は1400開演。前売り4000円、当日4500円。問い合わせは、主催者・東京労音03-3204-9933。ボリビア大使館が後援。