▼▽▼メキシコ選挙裁判所は8月24日、7月1日実施の大統領選挙の投票所14万3132か所のうちの、わずか0・36%にすぎない524か所の投票結果を無効と判断した。
▼得票2位のアムロ陣営は、1位のエンリケ・ペニャ=ニエト陣営に大規模な不正があったとして、選挙の無効化と再選挙を求め提訴していた。アムロ陣営は、379件、計8万2000か所の投票所の投開票結果について異議を申し立てていた。
▼法廷は、そのうち30件を却下し、残る349件を審理して、524か所の無効化を決めた。これにより、「ペニャ勝利」という事実上の選挙結果は一層動かぬものとなった、と世論は受け止めている。