2012年9月1日土曜日

ペニャ・メキシコ次期大統領を認定

▼▼▼メキシコ選挙裁判所は8月31日、制度的革命党(PRI=プリ)候補エンリケ・ペニャ=ニエト(EPN、46、元メキシコ州知事)を、7月1日実施の大統領選挙の当選者と認定した。任期は12月1日から2018年11月30日までの6年間。

▼対立候補だったアンデレス=マヌエル・ロペス=オブラドール(民主革命党=PRD=、元メキシコ市長)は、EPN陣営が大規模な買票工作をした事実を挙げて、選挙を無効とするよう提訴していた。認定後も、EPNの勝利を認めないとの立場を維持している。

▼カルデロン現政権の与党・国民行動党(PAN)の女性候補ホセフィーナ・バスケス=モタは3位で、選挙前から勝機はないとみられていた。

▼今回の選挙であらためて、決選投票制のない選挙制度に問題があることが明らかになった。

▼選挙の最終結果は次のとおり。
  投票総数 5014万3616票
  EPN    1915万8092票(38・21%)
  AMLO   1584万8827票(31・59%)
  JVM    1273万2660票(25・41%)
  その他。。。