▼▼▼メキシコ選挙裁判所は8月31日、制度的革命党(PRI=プリ)候補エンリケ・ペニャ=ニエト(EPN、46、元メキシコ州知事)を、7月1日実施の大統領選挙の当選者と認定した。任期は12月1日から2018年11月30日までの6年間。
▼対立候補だったアンデレス=マヌエル・ロペス=オブラドール(民主革命党=PRD=、元メキシコ市長)は、EPN陣営が大規模な買票工作をした事実を挙げて、選挙を無効とするよう提訴していた。認定後も、EPNの勝利を認めないとの立場を維持している。
▼カルデロン現政権の与党・国民行動党(PAN)の女性候補ホセフィーナ・バスケス=モタは3位で、選挙前から勝機はないとみられていた。
▼今回の選挙であらためて、決選投票制のない選挙制度に問題があることが明らかになった。
▼選挙の最終結果は次のとおり。
投票総数 5014万3616票
EPN 1915万8092票(38・21%)
AMLO 1584万8827票(31・59%)
JVM 1273万2660票(25・41%)
その他。。。