アルヘンティーナのクリスティーナ・フェルナンデス大統領は6月23日、セサル・ミラーニ陸軍司令官(大将級)の辞任を受け入れ、後任にリカルド・クンドム中将を任命した。
ミラーニは、若手将校だった1970年代半ば北部の駐屯地に勤務していたころ新兵失踪事件に関与した疑いがもたれており、捜査が続いている。
2013年の司令官就任時から事件関与の疑いが明るみに出されてきたが、大統領はミラーニをかばってきた。
だが10月に次期大統領や国会議員を選ぶ選挙があるため、ミラーニは自ら退役を申し出た。これによりミラーニが起訴される可能性が出てきた。