ベネスエラのニコラース・マドゥーロ大統領は6月2日、昨年10月1日カラカスで起きた国会議員ロバーロ・セラおよび同棲女性の暗殺事件の黒幕が判明した、と明らかにした。
コロンビア北東部、ベネスエラとの国境地帯にあるククタ市の元市会議員フリオ・ペレスが黒幕。極右のコロンビア前大統領アルバロ・ウリーベの側近という。
また暗殺実行犯の一人でコロンビア人のレイベル・パディージャの身柄は5月30日、ベネスエラ当局に引き渡された。一味は、25万ドルの報酬と引き換えに二人の自宅に押し入り、惨殺した。
大統領は4日には、セラ暗殺事件には、野党連合MUDの極右国会議員一人も関与している、と明らかにした。