革命家チェ・ゲバラの甥マルティン・ゲバラ(52)が6月27日、立教大学ラ米研の西語上級講座で質疑応答し、キューバでの生活体験や現代キューバ情勢について語った。玖米関係正常化合意を是認し評価した。
マルティンは今年1月末から2月初めにかけての初来日に次ぎ2度目の来日。今回はパトゥリシア夫人と息子マルティン(12)を同伴、既に京都、奈良、広島などを訪れている。鎌倉などを観てから7月1日離日する。
マルティンは昨年、少年時代と青年時代併せて14年過ごしたキューバでの生活体験を基に革命体制に批判的な著書『ある神話の陰で』を刊行。在米キューバ系社会、欧米、ラ米などで関心を集めた。
現在は、チェ・ゲバラの生き方を基にした創作の執筆構想を練っている。