チレの首都サンティアゴで5月16日、亜智閣僚合同委員会が開かれ、国境地帯統合のための計画を話し合った。外相、内相、公共事業相ら、および国境沿いの諸州知事が出席、アンデス山脈などに開かれている13カ所の国境通過地点の現代化計画も決まった。
一方、4月23日モスクワで亜露首脳会談が開かれ、防衛・安全保障協定、機密情報相互保護協定などが調印された。近い将来、初の亜露合同軍事演習が実施される見込み。
亜国海軍は昨年、露製巡視船4隻を購入、近く亜国に配備される。亜国空軍は露製ヘリコプター2機を購入済みだが、新たに3機購入する交渉をしている。
亜国国防省当局者は、対露軍事協力をしても、伝統的な対米軍事関係は損なわれない、と述べた。
両国はまた、原発建設に関する覚書に調印した。亜国6基目の原発をロシアが建設する計画だ。