2015年5月18日月曜日

米国とキューバの第4回国交正常化交渉は21日ワシントンで

 玖米両国は5月21日ワシントンで、第4回国交正常化交渉を行なう。大使館再開が中心議題になる。

 マリーノ・ムリージョ副首相兼経済相は16日、2008年以来、国有地170万hrが耕作希望者20万人に貸与された、と発表した。他の4万3000人は不適格者として貸与契約が取り消された。

 この制度は食糧増産のため。クーバは年間20億ドルもの食糧を輸入しているが、国内に可耕地が十分にありながら耕作者がいないため、輸入依存が重くなっている。

 ラウール・カストロ議長は、外貨節約のため食糧自給化を急いでいる。

 米ミネソタ管弦楽団が15日ハバナで、1930年以来85年ぶりに演奏し、大きな拍手を浴びた。国交再開に伴う文化交流の一環。

 18日、セルビア大統領トミスラフ・ニコリッチが訪玖する。

 25~30日には、米フロリダ半島西南端のキーウェストからハバナまで170kmのフロリダ海峡越えヨットレースが実施される。この海域での本格的なレースは約50年ぶり。