ベネスエラのニコラース・マドゥーロ大統領は5月29日、同国経済は昨年、3%縮小した、と発表した。
国際原油価格の下落・低迷や、国内企業による「経済戦争」が原因と説明した。2013年は1・3%成長していた。
一方、 野党支持勢力は30日カラカス中心街で、街頭暴力扇動罪などで逮捕され起訴されている者など77人の反政府派の釈放を要求する集会を開いた。起訴され収監されている極右政治家レオポルド・ロペスの獄中からの呼び掛けで実施された。
だがエンリケ・カプリーレスら、極右と一線を画す右翼・保守派政治家らは集会参加を見送った。カプリーレスらは、以前と変わって、政治的変化は街頭からでなく投票所からもたらされると、年内実施される国会議員選挙に政治活動の的を絞っている。