ボリビア政権党「社会主義運動」(MAS)は5月19日、エボ・モラレス大統領の4選を目指す方針を決めた。エボは今年1月22日に3期目に入ったばかり。2019年の次期大統領選挙出馬を可能にする改憲準備を始めたことになる。
エボが自ら公布した現行憲法は、大統領連続再選は1回だけと定めている。エボの最初の任期は旧憲法下で始まり、2、3期目は新憲法下にある。だが4期目となると、新憲法下で連続2回の再選となる。
検事総長エクトル・アルセは19日、エボ4選出馬には改憲が必要で、国民投票による承認が不可欠となる、と述べた。