JMサントス・コロンビア大統領は5月20日、ハバナでのコロンビア革命軍(FARC)との和平交渉政府代表団にマリーア・オルギン外相と実業家ゴンサロ・レストレポを加えると発表した。
外相の参加には、FARCに対し「コロンビア和平交渉への国際社会の関心はいつまでも続かない」ことを知らしめ、交渉を急がせる狙いがあるとされる。
大統領はまた、FARCに厳しい鷹派のJCピンソン国防相を駐米大使に起用、前駐米大使でハバナ交渉に関与してきたルイス・ビジェガスを国防相に据えた。これはFARCの心証をよくするための一策。