欧州連合(EU)外相位のフェデリカ・モゲリーニは3月26日、関係正常化のためのクーバ訪問を終えるに際し「有意義だった」と述べ、関係強化への展望を示した。
EU・玖双方は、2020年までに玖農業部門に5000万ユーロを投入する事業をめぐる協定に調印した。
モゲリーニは、EU・CELAC首脳会議が6月10~11日開かれると明らかにした。
一方クーバ政府は26日、人権問題をめぐる米国との話し合いを31日開きたいと米側に提案した。政府は24~26日ハバナで、米国務省と玖米間の通信について協議している。
この日明らかにされた英バークレイ銀行調査報告によると、クーバがベネスエラから供給されている原油は昨年9月以降、日量5万5000バレルに減っている。従来、「日量10万バレル」とされていた。
ベネスエラが直面している経済危機の結果、クーバおよびカリブ石油連帯機構(ペトロカリーベ)への原油供給は半減した。