来年4月のペルー大統領選挙に出馬を予定している候補者の支持率調査の結果が7月20日公表された。「人民勢力」(FP)のケイコ・フジモリ(元大統領の娘、元国会議員)が33%で、他を引き離している。
2位は、「変化のためのペルー人党」のペドロ=パブロ・クチンスキ(元経済相)で、15%。3位はペルーアプリスタ党(PAP)のアラン・ガルシア(前大統領)の11%。次いで、「可能なペルー」党のアレハンドロ・トレード(元大統領)で、8%。
他は、「進歩のための同盟」のセサル・アクーニャ4%、国家主義者党のダニエル・ウレスティ3%など。
選挙まで9月あり、出馬は12月正式に決まる。第一回投票で1、2位を占めるケイコとクチンスキが決選に進出する公算が大きいと見られている。
大統領経験者2人は、ともに汚職・腐敗容疑がかけられており、人気が頭打ちになっている。