ローマ法王フランシスコは7月5日、エクアドールの首都キトに到着した。ラファエル・コレア大統領はスクレ元帥空港で、「法王は亜国人かもしれないが神はブラジル人だ、とヂウマ・ルセフ伯大統領は言った。だが楽園(天国)」はエクアドールです。法王、ようこそ」と、歓迎の挨拶をした。
これに対し法王は、「違いを評価し、対話と例外なき参加を促進すべきだ」と述べ、エクアドール国内で6月以来、政府への抗議運動を展開してきた反政府勢力との話し合いを暗に大統領に呼び掛けた。
法王はまた、「チンボラソ山の頂から太平洋岸まで、アマソニアの密林からガラーパゴス諸島まで、エクアドール全土の人々が神に感謝するよう」訴えた。
法王は9日間に亘ってエクアドール、ボリビア、パラグアイを歴訪する。