憲法違反の安倍戦争法案は7月16日、衆議院本会議で審議不十分なまま強行採決に付され、可決された。平和憲法は断末魔の声を上げている。
英国紙ザ・タイムズ: 「日本人兵士は国外で戦うことができるようになる」の見出しで速報。
英ロイター通信: 「安倍は抗議行動にも拘わらず衆議院を通した」を見出しに。廃案を求める15日からの抗議デモは、主催者発表で10万人、と伝える。
知日派米人ジャーナリスト、ジェイク・アデルスタイン: 「安倍は首相としての最後の日々にあるのか」の見出し。安倍は立法化で勝つだろうが、日本の平和主義を変えるのには失敗した。大規模な抗議行動に直面している安倍は、祖父(岸信介元首相)が55年前に犯した過ちを繰り返すのではないかとの見方がある。アニメーションの宮崎監督が法案に反対を表明した時、安倍は国民の支持を失った。有権者多数派や学者の大勢は反対している。安倍が副総理に据えた麻生太郎(元首相は、ナチ党に学ぶべきだと先ごろ発言している。