2015年7月8日水曜日

グアテマラのリオス=モント再審、「精神不調」で危ぶまれる

 グアテマラ法科学庁は7月7日、元軍政独裁者エフライン・リオス=モント被告(89)は裁判に耐えられる精神状態ではないとする弁護側主張を認めた。

 同被告は、軍政首班として先住民1771人の虐殺の責任を問われ、一昨年、禁錮80年の実刑判決を受けたが、法定手続き上の理由で判決は無効とされ、今月23日に再審が予定されていた。

 同庁の決定を受けて、再審が取り消される可能性がある。