クーバ外務省は6月30日、ハバナの米利益代表部から7月1日午前、玖米大使級外交関係再開を記したバラク・オバーマ大統領の親書が届く、と明らかにした。親書はラウール・カストロ国家評議会議長宛て。
またホワイトハウス筋も30日、大統領が7月1日、対玖大使級外交関係再開に関する決定を発表する、と明らかにした。
両国は昨年12月17日、国交正常化で合意したと発表。以来、ハバナとワシントンで計4回交渉し、その後も事務レベルで細部について交渉してきた。
米国は1961年1月3日、アイゼンハワー政権が対玖断交に踏み切り、米州の一角に東西冷戦が始まった。国交再開は54年半ぶりとなる。