2018年7月4日水曜日

 ロペス=オブラドール(AMLO=アムロ)次期メキシコ大統領がペニャ(EPN)大統領と会談▼政権移行作業に入る▼トランプ米大統領とポンぺオ国務長官が近く来訪へ▼アムロは今月、太平洋同盟(AP)首脳会合に出席し外交デビュー▼アルゼンチン大統領がアムロを訪亜招待

 AMLO(アムロ)次期メキシコ大統領は7月3日、メキシコ市中心街の大統領政庁(国家宮殿)で、エンリケ・ペニャ=ニエト(EPN)大統領と会談、政権移行について話し合った。大統領は移行に協力すると約束。移行作業はこの日始まった。

 会談後アムロは、ドナルド・トランプ米大統領とマイク・ポンぺオ国務長官が近い将来、来訪すると明らかにした。
 北米自由貿易協定(TLCAN/NAFTA)の見直し、国境問題などでアムロは、12月1日の就任まで約5カ月の間、EPN大統領の対米交渉に協力する。

 またアムロは今月24日、太平洋岸の保養地プエルト・バジャルタで開かれる太平洋同盟(AP=アリアンサ・デル・パシフィコ)首脳会議にEPNとともに出席することになった。
 APには、メキシコ、コロンビア、ペルー、チリが加盟。ラ米とAPECの「繋ぎ目」を自負している。

 チリとアンデス山脈で国境を接するアルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領はアムロを逸早く訪亜招待している。マクリは南米右翼の旗頭だが、8月就任するコロンビア次期大統領イバン・ドゥケの極右姿勢を警戒しており、アムロとの接近で一種の「均衡」を図ろうと望んでいるかに見える。

 ブラジル、ウルグアイ、パラグアイとともに関税同盟「南部共同市場」(メルコスール)を組む亜国は、APとの連携を推進している。

 アムロ任期はすさまじく、この日も政庁前の憲法広場(ソカロ)には支持派群衆がアムロを観に待機していて、気勢を上げた。