クーバのミゲル・ディアスカネル第一副議長は9月2日モスクワから北京に到着し、「対日抗戦博物館」を視察した。副議長は、クーバは1960年に中国をラ米で最初に承認した、と史実を強調した。
副議長は3日、中国の対ファシズム・対日戦勝70周年記念日の軍事行進など式典に出席する。
別件だが、ラ米・カリブ諸国共同体(CELAC)の輪番制議長国エクアドールの科学技術担当相は2日、CELACと中国は16~18日、NYの国連本部で科学技術担当相会合を開く、と明らかにした。
一方、クーバの人民貯蓄銀行(BPA)は2日、自営業者は保証人なしに1万ペソ(400米ドル)の融資を受けることができるようになった、と発表した。
2015年9月3日木曜日
2015年9月2日水曜日
米州諸国機構(OEA)がコロンビア提案を否決
米州諸国機構(OEA、34カ国加盟)は9月1日ワシントンの本部で大使会議を開き、コロンビアがベネスエラ国境閉鎖問題を話し合うため要請した緊急外相会議を開くか否かで採決、わずか1票差で否決した。
可決には、加盟国の過半数18国の賛成が必要。だが17国にしか達せず、ハリケーン被害に見舞われているドミニカが欠席、5カ国が反対、11カ国が棄権したため、賛成17、賛成以外17の同数となって否決された。
反対したのはベネスエラ、ボリビア、エクアドール、ニカラグア、アイチ。棄権はブラジル、亜国、パナマ、ドミニカ共和国、スリナム、およびグレナダ、トゥリニダードトバゴなど英連邦6カ国。
コロンビア、米、加、メヒコ、チレ、ペルー、ウルグアイ、パラグアイ、エル・サルバドール、コスタ・リカ、グアテマラ、オンドゥーラス、および英連邦のジャマイカ、ガイアナ、セントルシーア、バルバドス、バハマの、計17カ国が賛成した。
これを受けてコロンビアのマリーア・オルギン外相は、国境問題を国連に提議すると述べた。
一方、南米諸国連合(ウナスール)は1日、今月8日にも同国境問題でウナスール特別外相会議を開く見通し、と明らかにした。ベネスエラは「南米域内の問題はウナスールで解決を」として、OEA介入に反対してきた。
可決には、加盟国の過半数18国の賛成が必要。だが17国にしか達せず、ハリケーン被害に見舞われているドミニカが欠席、5カ国が反対、11カ国が棄権したため、賛成17、賛成以外17の同数となって否決された。
反対したのはベネスエラ、ボリビア、エクアドール、ニカラグア、アイチ。棄権はブラジル、亜国、パナマ、ドミニカ共和国、スリナム、およびグレナダ、トゥリニダードトバゴなど英連邦6カ国。
コロンビア、米、加、メヒコ、チレ、ペルー、ウルグアイ、パラグアイ、エル・サルバドール、コスタ・リカ、グアテマラ、オンドゥーラス、および英連邦のジャマイカ、ガイアナ、セントルシーア、バルバドス、バハマの、計17カ国が賛成した。
これを受けてコロンビアのマリーア・オルギン外相は、国境問題を国連に提議すると述べた。
一方、南米諸国連合(ウナスール)は1日、今月8日にも同国境問題でウナスール特別外相会議を開く見通し、と明らかにした。ベネスエラは「南米域内の問題はウナスールで解決を」として、OEA介入に反対してきた。
メキシコ・オリサバ市に独裁者P・ディアス像登場
メヒコ・ベラクルース州オリサバ市の「200周年広場」で9月1日、昔の独裁者ポルフィリオ・ディアス(1830~1915)の銅像の除幕式が催された。元独裁者の銅像が公共の場に建立されたのは初めてと見られている。
ディアスは1876年から、メヒコ革命で追放された1911年まで35年間、権力を振るった。革命で追われフランスに亡命、パリのモンパルナスに墓がある。
政権党PRI(制度的革命党)所属のオリサバ市長フアン=マヌエル・ディエス=フランコスは自動車販売代理店主で、私財で銅像を建てたと表明。彫刻家ベルナルド・アルタサンチェスが制作した。高さ3・2m、台座高さ2mで、計5・2m。
除幕式にはディアスのひ孫5人も出席した。その傍らで、独裁者像設置に反対する市民たちは抗議デモをした。
一方、ベラクスール港の関係者は1日、オリサバにディアス像が登場したのを受けて、ベラクルース港湾管理局の倉庫にしまわれているディアス像を公共の場に出したいと述べた。
この関係者もオリサバ市長も、独裁者歿後100周年の今、メヒコ人の和解と、ディアスの遺骨の帰還を促すべきだ、と主張している。
ディアスは1876年から、メヒコ革命で追放された1911年まで35年間、権力を振るった。革命で追われフランスに亡命、パリのモンパルナスに墓がある。
政権党PRI(制度的革命党)所属のオリサバ市長フアン=マヌエル・ディエス=フランコスは自動車販売代理店主で、私財で銅像を建てたと表明。彫刻家ベルナルド・アルタサンチェスが制作した。高さ3・2m、台座高さ2mで、計5・2m。
除幕式にはディアスのひ孫5人も出席した。その傍らで、独裁者像設置に反対する市民たちは抗議デモをした。
一方、ベラクスール港の関係者は1日、オリサバにディアス像が登場したのを受けて、ベラクルース港湾管理局の倉庫にしまわれているディアス像を公共の場に出したいと述べた。
この関係者もオリサバ市長も、独裁者歿後100周年の今、メヒコ人の和解と、ディアスの遺骨の帰還を促すべきだ、と主張している。
ベネズエラが中国と「開発10カ年計画」着手へ
ベネスエラのニコラース・マドゥーロ大統領は9月1日北京で、習近平国家主席と会談、協力関係強化で合意した。その後、両国合同委員会に出席、中国から向こう数か月内に原油増産用に50億米ドルの借款が供与されると発表した。
ベネスエラは累積する巨額の対中債務を、日量70万バレルの原油で「現物返済」しているが、これを日量100万バレルに拡大する方針。新たな借款は、そのために用いられる。
これは、今回決まった「VEN・中国2015~25合同開発10カ年計画」に含まれる。
両国はその一環として、ベネスエラに「開発特区」を設置する協定に調印した。さらにトラック製造工場建設が決まり、住宅建設用資材製造工場建設案が検討されている。
ベネスエラは累積する巨額の対中債務を、日量70万バレルの原油で「現物返済」しているが、これを日量100万バレルに拡大する方針。新たな借款は、そのために用いられる。
これは、今回決まった「VEN・中国2015~25合同開発10カ年計画」に含まれる。
両国はその一環として、ベネスエラに「開発特区」を設置する協定に調印した。さらにトラック製造工場建設が決まり、住宅建設用資材製造工場建設案が検討されている。
グアテマラ国会が大統領免罪特権を剥奪
グアテマラ国会は9月1日、オットー・ペレス=モリーナ大統領(64)の免罪特権を剥奪した。定数158人の国会だが、この日の本会議には剥奪に必要な105人を上回る132人が出席、全会一致で可決した。
大統領は8月21日、検察庁から大規模な税関絡み汚職事件の主犯格として告発されていた。今後、取り調べられることになるが、逮捕もありうる。最高裁は特命判事を決め、同人の下で捜査が始まる。
世論は大統領即時辞任を要求してきたが、本人は徹底抗戦を強調、辞任の意思はなく、来年1月までの任期を全うすると繰り返し表明してきた。
国会の決定を受けて、首都グアテマラ市をはじめ国内各地で人々は喜びの声を挙げた。首都で気勢を挙げた群衆は、「人民はここにいる、大統領はいない」などと書かれた紙やプラカードを掲げていた。
マヤ人でノーベル平和賞受賞者リゴベルタ・メンチューは、歴史的出来事であり、人民の勝利だ、と述べた。
ペレス=モリーナは、36年間続いた左翼ゲリラとの内戦で、マヤ人らを徹底的に弾圧、殺戮したした軍部の諜報機関長で、退役陸軍将軍。2011年の大統領選挙で当選、12年1月就任。強面し、大企業や外資を優遇、先住民や農民を弾圧しつつ資源開発、ダム建設などを強行した。だがい今や、財界にも辞任を求められている。
グアテマラでは今月6日、次期大統領選挙が実施される。その5日前の免罪特権剥奪だった。
大統領は8月21日、検察庁から大規模な税関絡み汚職事件の主犯格として告発されていた。今後、取り調べられることになるが、逮捕もありうる。最高裁は特命判事を決め、同人の下で捜査が始まる。
世論は大統領即時辞任を要求してきたが、本人は徹底抗戦を強調、辞任の意思はなく、来年1月までの任期を全うすると繰り返し表明してきた。
国会の決定を受けて、首都グアテマラ市をはじめ国内各地で人々は喜びの声を挙げた。首都で気勢を挙げた群衆は、「人民はここにいる、大統領はいない」などと書かれた紙やプラカードを掲げていた。
マヤ人でノーベル平和賞受賞者リゴベルタ・メンチューは、歴史的出来事であり、人民の勝利だ、と述べた。
ペレス=モリーナは、36年間続いた左翼ゲリラとの内戦で、マヤ人らを徹底的に弾圧、殺戮したした軍部の諜報機関長で、退役陸軍将軍。2011年の大統領選挙で当選、12年1月就任。強面し、大企業や外資を優遇、先住民や農民を弾圧しつつ資源開発、ダム建設などを強行した。だがい今や、財界にも辞任を求められている。
グアテマラでは今月6日、次期大統領選挙が実施される。その5日前の免罪特権剥奪だった。
2015年9月1日火曜日
ベネズエラ検察が極右政治家らに有罪判決を求める
ベネスエラ検察は8月31日、極右政治家レオポルド・ロペス被告および学生4人の被告に、公然煽動、犯罪関与、器物損傷、放火の罪で裁くよう、法廷に求めたと発表した。
ロペスらは2014年2月、カラカスなどで発生した街頭破壊活動(グアリンバ)の教唆や実行犯として逮捕、起訴されていた。検察は昨年7月23日からの公判で証拠や証言を十分に示し、それに基づく審理がなされたとして、有罪判決を求めた。
一方、ニコラース・マドゥーロ大統領は31日、ハノイから北京に到着した。デルシー・ロドリゲス外相らが同行している。
ロペスらは2014年2月、カラカスなどで発生した街頭破壊活動(グアリンバ)の教唆や実行犯として逮捕、起訴されていた。検察は昨年7月23日からの公判で証拠や証言を十分に示し、それに基づく審理がなされたとして、有罪判決を求めた。
一方、ニコラース・マドゥーロ大統領は31日、ハノイから北京に到着した。デルシー・ロドリゲス外相らが同行している。
アルゼンチンで軍政に奪われた孫が新たに発見さる
アルヘンティーナ軍政期に密かに殺害された親から生まれ、軍人、警官らに与えられた子供が新たに見つかった。奪われた孫たち約400人の行方を追っている「五月広場の祖母たちの会」(エステラ・デ・カルロット会長)は8月31日、ブエノスアイレスの本部で、117人目の孫が見つかった、と発表した。
DNA鑑定で確認されたのは37歳の女性。両親は西部のメンドサ市に住んでいたワルテル・ドミンゲスとグラディス・カストロで、1976年11月結婚したが、77年12月9日、当局に拉致され、以来消息は途絶えた。
2人はマルクス・レーニン主義共産党(PCML)の党員だったため、軍政から監視されていた。見つかった女性の氏名などは明らかにされていない。彼女の祖母は「祖母たちの会」メンドサ支部長。
デ・カルロット会長の孫も昨年見つかっている。
DNA鑑定で確認されたのは37歳の女性。両親は西部のメンドサ市に住んでいたワルテル・ドミンゲスとグラディス・カストロで、1976年11月結婚したが、77年12月9日、当局に拉致され、以来消息は途絶えた。
2人はマルクス・レーニン主義共産党(PCML)の党員だったため、軍政から監視されていた。見つかった女性の氏名などは明らかにされていない。彼女の祖母は「祖母たちの会」メンドサ支部長。
デ・カルロット会長の孫も昨年見つかっている。
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