チレのミチェル・バチェレー大統領は9月26日、国連総会出席のため滞在中していたNYのコロンビア大学で講演し、チレ新憲法制定の段取りは15日以内に発表する、と明らかにした。大統領は4月末、半年後に段取りを明らかにする方針を打ち出していた。
政権党連合「新多数派」内には、制憲議会を開設し憲法草案を策定すべきだと主張する立場と、国会が新憲法制定の主導権を握るべきだとする立場あって、対立している。
バチェレーは29日には国連の平和維持活動(PKO)などをめぐる会合で演説し、チレは来年1月から国連平和維持軍参謀本部に士官4人を派遣すると述べた。また来年中にアフリカでのPKOにチレ陸軍工兵中隊を派遣する、と発表した。